【医療と介護の壁、高齢化・人口減少社会に必要なパラダイムシフト】

 

 人口減少時代を睨み、効率よく縮める・壊せる建築あるいは、社会システムが重要になる、その時代に入ってきたようだという記事を読みました。
 高齢化社会により医療需要が爆発的に増える時代が近付いており、人口減少の影響を上回る高齢者医療の需要増が起こると、当然に治療を要する疾病の構成比も変わり、診療科ごとに必要な供給キャパシティも変わってくる。
 例えば、手術だけでなく高齢者の体力に応じて放射線治療や内視鏡手術の比率も高くなる可能性が高いと考えられると語られています。

 高齢者医療に必要な病床数や医師や看護士などのコメディカル(医療従事者)の必要数の増加が想定されるが、その後、確実に医療需要は減っていくことも想定される。需要増(患者数増)の波が継続する時間軸と、供給側(病院施設や医療サービス従事者)の増減・リシャッフルが可能となる時間軸が異なることから、当面の不足、長期での余剰、という構造的な課題が生じてくるということが想定される。   
 そう考えていくと、病院施設は、できる限り柔軟にキャパシティを増減できる建築仕様にすることが望ましく、内部の診療科別の枠組みも、需要の変動に応じて、ハードも人員数も「動かしやすい」仕組みが必要だと語られています。
 現在の規制の枠組みを超えて、医療と介護の壁を壊し、ハード・ソフトとも「医療から介護へのシフト」をしやすくすることが求められてくるというものです。
 
この記事を読んで、改めて人口減と高齢化社会に、医療機関の存在意義はますます大きくなっていると考えました。私は主治医が変わることにはとても抵抗を覚えるため、いつもかわらずそこにかかりつけ医が存在することの大切さを感じます。
医療機関の永続性は、医療の進化も支えます。規制の枠組みを超えて、医療と介護の壁を壊し、ハード・ソフトとも「医療から介護へのシフト」、広い意味の医療を支えていく必要があると感じました。課題は過大です。