
久方ぶりの小説、そして、久方ぶりの「天地明察」を読了いたしました。
先日移動に利用した新幹線に備えられていた冊子に伊能忠敬氏の測量の道具などが掲載されており、古にどのように地を測量していたのか浅くも理解したのですが、また、同時期にふと自宅の本棚から手に取ったのが、計測を共通とするこの本でした。
初めて読了したときには、計測の方法等には深く触れず、理解しないまま物語を読んでおりましたが、改めて、同じなのか類似なのか、その計測の道具を写真ではあるものの拝見した後に読了すると、「はぁ・・・」とため息をついてしまうほどの当時の技術等の凄さを思い知らされました。
先人の恩恵を受けるばかりだなぁと思う今日この頃です。